EV165 FEG産業育成準備

ホテル

○FEG産業育成概要


失業率:約10.8%
完全失業者数:1000万人
産業育成準備に関する質疑 その1 Q5の回答より

上記がFEGにおける最新の失業者数である。
企業における機械化・自動化が進み構造的失業が増える一方、景気低迷による人員削減による循環的失業により、ターン15終了時には、失業率35%(約3,237万人)を突破。
ターン16に入ってから徐々に失業率が改善され、最新情報では、ターン14終了時の水準まで回復している。
数字上、35%であった失業率が約1/3まで改善されている訳であるが、実に国民の10人に1人が、仕事をしたくても仕事が無いという状態である。
参考までに、日本における失業者数と失業率は、
1990年7月 ※バブル景気のまっただ中
失業率:2.1%
失業者数133万人
2010年7月
失業率:5.2%
失業者数:341万人
#出典(総務省「労働力調査」)
である。

失業率を完全に0にすることは、事実上不可能(転職のための失業や、自発的に失業している場合があるため)であるため、日本の例をとると、失業率2%台が事実上の失業者がいない、仕事をしたければ仕事がある状態であると考えられる。
今回の産業育成では、宿泊業というFEGを訪れる旅行者に対し宿を提供するだけでなく、直接旅行者と対面し、人が人を“おもてなす”業種にスポットを当て、おもてなしという機械には決してできない仕事を創出し、関係する業種の経済活動も含め活性化させ、国内失業率を2〜4%まで改善することを目指す。
また、今回の産業育成において、各種必要資材の輸入を行うことにより、NW内の共和国の各藩国のみならず、NW以外にある共和国各藩国とも経済的な結びつきを深め、ビジネス・観光を問わずFEGに訪れる旅行者を増やし、共和国全藩国の国民に人の手による“おもてなし”を受けてもらうことを最終目標としたい。

○FEG失業率等の参考データ ※テンダイスの記事から抜粋

#失業者数は失業率と人口から算出

データ


○各国との連携


 宿泊業を中心とした経済活性化計画が発表されると宿泊業組合は、目もまわるような忙しさに見舞われた。
 経済活性化計画の宿泊施設部門は、その事業規模の大きさから、立ち上げ時に単独の宿泊業者が事業に当たることは避けて、宿泊業組合の直轄事業として全組合員が出資する共同企業体が新しいホテル群を開設する事業としてスタートすることとなっており、事業が軌道に乗るまでは、宿泊業組合が全面的にバックアップすることとなっていた。
 もともと、1ターンあたり1000万人規模の宿泊者が訪れるFEGである。
 この数字を維持しつつ、さらに訪れる人数を増やすためには、新規でホテルなりの宿泊施設を用意する必要があるが、この問題は、不動産組合の協力により解決しつつある。現在、使用されていないビルをどこからともなく探し出し、宿泊業組合に紹介してくれたのである。
 当然ながら、宿泊施設として使用するには、改装が必要となってくるのだが、改装工事は建築業組合の協力により順調に進めることができた。
 では、なぜ目を回すほどの忙しさになっているのかというと、宿泊業で使われるいろいろな商品の売り込みの対応である。
 細かいところでは、部屋に置くメモ帳から、部屋につける電球まで多種多様の商品のサンプルが、宿泊業組合に送られてきており、その中から使用する商品を決めるのは大変な作業であった。
 各国からの商品サンプル
「るしにゃん王国から、食材とアメニティグッズの最終サンプル届いてますー」
「うん。アメニティグッズは、これで決まりで発注かけちゃって。食材は、季節の食材を増やしてもらう方向で」
「えーと、シーツとガウンは、ナニワアームズ商藩国製でOKだね」
「新しい食材サンプルが届きました」
「玄霧藩国の宇宙食というかフリーズドライ食品類は、売店で売ってもらうことで調整して」
「この食材サンプルは、無名騎士藩国からのものか。これも発注OK。量は、シェフに任せる」
「このサニタリーグッズはどこ製?」
「リワマヒ国です」
「発注OK。」
「んー? これは、海法よけ藩国からの提案書?」
「そうなんですけど、メガフロートの売り込みですよ」
「これは、このまま政庁城にまわしちゃえ。」
といった会話が、連日宿泊業組合で交わされている。

「じゃあ、今日決めた発注先の報告をまとめておいてね」
「はい!」
「はぁ、あとどんだけ決めなきゃいけないんだ……?」

 暫くは、商品サンプルや提案書と格闘する日々が続きそうである。

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