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芝村裕吏: なんちゃってな式の割りに、人が結構来ている。

多岐川佑華: すみませんすみません、貧乏ですみませんすみません……(ペコペコペコ

芹沢琴: 「わー、盛況ですねー」明乃ちゃん探して合流します

芝村裕吏: 近所の人ががやがやとかざりつけしてるよ
芝村裕吏: 場所は是空がただで用意してくれた公園だ

多岐川佑華: Q:どこの公園でしょうか?

芝村裕吏: A:近所の普段はサッカーなどに使われる公園だよ
芝村裕吏: 珍しそうに見られている

多岐川佑華: とりあえず目が会ったらお辞儀してます
多岐川佑華: 「ショウ君?」キョロキョロ

芹沢琴: 明乃ちゃん探します「明乃ちゃーん、どこですかー」

芝村裕吏: いるよ。今、職人さんに直して貰ってる
芝村裕吏: いないねえ>明乃

多岐川佑華: Q:職人さんに何を直してもらってるんでしょうか?

芝村裕吏: A:服。だれかのおさがりなので

多岐川佑華: うはははは……

芹沢琴: 「あれ?」涙目で周りぐるりと移動します
芹沢琴: #うう、和やかにお祝いしたかったのに……

おばちゃん:「ほら。席についてー!」

芝村裕吏: みんなががやがや席に着いた

芹沢琴: 一旦周りに合わせます

多岐川佑華: 「えーっと、私もですか?」>ご近所のおばさんに

おばちゃん:「あんた主賓じゃないか。前に」
おばちゃん:「はい。坊さんがんばっておくれよ」

多岐川佑華: 「はーい」おばさんに頭下げた後とことこと前に行きます

芹沢琴: 「佑華さん小カトーさん頑張ってー」涙目で小さく声援送ります

坊主:「やれやれ」

芝村裕吏: 坊主は美形だ
芝村裕吏: 偉い美形だ。びっくりするぐらい美形だ。

芹沢琴: 「あらまあ、綺麗な方ですねー」明乃ちゃん目で探します

多岐川佑華: 「ありがとうございますー」
多岐川佑華: Q:お坊さんは見た事ある人ですかねえ?

芝村裕吏:A;ないかも

坊主:「……結婚というものは」
坊主:「簡単じゃない。幸せとも限らない。うまくいくかも、わからない」
坊主:「結婚は一緒にいることだけを保障するものだ……」

多岐川佑華: r:背中ピンとしてお坊さんの話を聞いています

坊主:「でも、それでもいいという人が、結婚する。結婚とは、そういうもんだよ」

芝村裕吏: 野次が方々からわいた。もっと景気よくしろとか、祝福せんかいとか

おばちゃん:「しずかにおし!」

多岐川佑華: ご近所さんににこにことした顔で会釈をします
多岐川佑華: #おばちゃん、関西のおばちゃんみたいだなあ

芹沢琴: #仕事先にこんな人いそう

多岐川佑華: 「はい。私も伴侶とたくさん色々ありました。たくさん泣きました。でも、この人いないと泣く事もできないんですよ」

芝村裕吏: 坊主は微笑んだ。

坊主:「いいね。結婚する気はあると?」

多岐川佑華: 「はい!」

坊主:「そこの人は?」

カトー:「まあ、泣かれるのいやだし」

坊主:「自分の意思は?」

カトー:「……まあ、いいかなって」

多岐川佑華: 「泣かせているのは誰よー?」カトー見てます

芹沢琴: 「馬鹿ー!!」小さくブーイングします

カトー:「俺以外」(きっぱり)

多岐川佑華: 「えー」カトーをジト目で見ています

おばちゃん:「喧嘩してんじゃないよ!ちゅーだ、ちゅー!」

芝村裕吏:にわかにやんややんやとなってる

多岐川佑華: じーっとカトー見てます

芝村裕吏: 明乃、きた。
芝村裕吏: 軍人が連れてきてる

多岐川佑華: #よかったー>明乃ちゃん

芹沢琴: 「明乃ちゃーん、こっちですよー」手招きして隣に座ってもらいます
芹沢琴: 「ありがとうございます」軍人さんにお礼いいます

明乃:「すみませーん」

芝村裕吏: クーリンガンは頭をさげた
芝村裕吏: カトーは貴方を見ている

多岐川佑華: 目を閉じています
多岐川佑華: Q:このクーリンガンってPLACEの会ったクーリンガンでしょうか?

芝村裕吏:A:ええ#7

芹沢琴: 「ありがとうございます、私の友人を連れて来て下さって」

芝村裕吏: カトーはえーといったあと、あきらめてキスした。
芝村裕吏: クーリンガンは静かに手を叩いた。拍手
芝村裕吏: 皆が気付いて。おー。と言うのやめて
芝村裕吏: 手を叩きだした

多岐川佑華: 「……何でいつもそんな顔でちゅうするのよー」むくれています

芹沢琴: 笑って拍手を送ります パチパチパチパチ

芝村裕吏: 皆で手を叩いてる
芝村裕吏: 数は多いので凄い数だ
芝村裕吏: 公園を包む拍手
芝村裕吏: 関係ない人もひゅーひゅーいってる

多岐川佑華: Qどれだけ来てくださったんでしょうか?

芝村裕吏:A:400

多岐川佑華: 割と多いなあ(1000人よりは少ないけど

芹沢琴: Q:知ってる顔とかありますか?

芝村裕吏: A:近所の人はたいていいるなあ。
芝村裕吏: 川原もいる

多岐川佑華: #わーい

芝村裕吏: かすみもおるね

芹沢琴: #オーレ君もいますかねー

芝村裕吏: いるねえ
芝村裕吏: マグロぬすんでる

芹沢琴: 「あー、オーレ君めーですよー」拍手しながら

多岐川佑華: #あー、伝統保護区だから、そこに住んでおられる方々は来てるんですね

芝村裕吏: ええ。
芝村裕吏: 突如。巨大な音

多岐川佑華: 「うにゃ?」音の方向見ています

芹沢琴: 「はい?」明乃ちゃん庇いながら音の方角見ます

芝村裕吏: 航空機だ。
芝村裕吏: 凄い速度で一機。パスファインド
芝村裕吏: あざやかにロールして上面みせながらとおっていった。
芝村裕吏: 中のパイロットが敬礼してたぜ
芝村裕吏: 皆がびっくりし終わる前に、続々飛行機がでてきた。

多岐川佑華: Q:見た事ある機体ですか?

芝村裕吏:A:帝國最強の無人機だな

多岐川佑華: 「ショウ君、蒼龍がお祝いに来てくれたみたい」

カトー:「俺もとびたかったなあ」

多岐川佑華: 「飛ぶの? 機体ここにあったっけ」

カトー:「予算不足で、地上から」

芝村裕吏: 100機以上が展示飛行を開始してる
芝村裕吏: 航空ショーだ

芹沢琴: 「えっと、明乃ちゃん。実はですね。小カトーさんあれに乗る人なんですよ」戦闘機指差しながら
芝村裕吏: カトーは貴方の手をにぎった。

多岐川佑華: 握り返します

芝村裕吏: カトーは近づいた。

多岐川佑華: カトー見てます

カトー:「あの、俺、ちゃんといってなかったかも」

芝村裕吏: カトーは綺麗な顔で貴方を見た。
芝村裕吏: 口を開いた。
カトーの告白
芝村裕吏: でかいドラゴンが、頭上をとんだ
芝村裕吏: カトーは恥ずかしそうに。空を見た

カトー:「おいかけてくる」

芝村裕吏: カトーは嬉しそうに走っていった

多岐川佑華: 「一緒に行く」
多岐川佑華: ついて行きます
多岐川佑華: Q:訊くのは野暮ですかね? 何言ったのか分かりましたが

芝村裕吏: A:野暮だけど、きいてもいい
芝村裕吏: 走る事になるよ

  多岐川佑華: 走ります

芝村裕吏さん: 走った。

芹沢琴: 「えー、私達おいてけぼりですかー?」走ってこうとする新郎新婦に向かって叫びます

おばちゃん:「青春だねえ」

おばちゃん:「よし、うちらは宴会だよ!」

芝村裕吏: わーと、皆が喜んだ

芹沢琴: 「あー、もう!! 2人ともお幸せにー!!」走ってく2人に向かって叫びます

明乃:「意外に親切なんですよ。この人」

クーリンガン:「気のせいです」

芹沢琴: 「じゃ、明乃ちゃん。何かいただきましょうか」笑いながら明乃ちゃんに声かけます
芹沢琴: 「クーリンガンさんも」満面のリリカルスマイルで

クーリンガン:「そうですね。真似だけでも」

芹沢琴: 「ええ。佑華さんのご近所の皆さんにも挨拶しないと」2人と一緒に宴会の席に移動します

多岐川佑華: 「ちゃんともう一度言ってー!!」


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「ねえ、芹沢」
「何でしょう佑華さん」
「もしかして、ショウ君って照れ屋なのかなぁ?」
「…………今更じゃないですか」

 空を、戦闘機が真っ直ぐ横切って行く真下。
 結婚式会場の公園はちょっとした宴会場となっていた。酒を取り、ご近所さんが持ち寄った食べ物を肴に皆めいめい盛り上がっていた。
 多岐川はカトーと戦闘機と追いかけっこをしてから帰って来て。ご近所の皆さんに挨拶回りをしてからこうして友人と煮物をもぐもぐ食べている。多岐川の目の先で、カトーはご近所のおっちゃん達に揉みくちゃにされている微笑ましい図が描かれている。

「私ね、ショウ君の事信じてない訳じゃないよ。ショウ君の事は大好きだけど、ショウ君の口から「好き」って今まで言われた事なかったから不安だったの」
「まあ、失念してましたものねぇ。小カトーさんが熊本人で、九州男児たって事」

 多岐川はもらったお茶を啜りながら頷く。どっかからウェディングソングが聞こえてくる。

「うん、言うの照れ臭くさいんだろうなぁ、ていうのは分かるの。でも、言われないと全く自信持てないんだよねぇ。私ただでさえ鈍いのに」
「で? 結局佑華さんは今回ので自信が持てたんですか?」

 多岐川はにこにこと微笑み、おっちゃんからお酒を勧められまくっているカトーの救出に向かった。

「まあ、始まったばかりですしねぇ」

 だって、これからもっともっと幸せになるんだもの。
 芹沢はご飯のお代わりをもらうのと、もう1人の友人に会いに席を立った。
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